先日は、和心教室で「ゆかたでゆたかにお茶会」を行いました。
子どもたちが浴衣を着て集まるだけで、教室は一気に華やかな空気に包まれました。
嬉しそうに笑う顔が本当に愛らしくて、思わず「わぁ〜、かわいい!」と声をあげてしまいました。
保護者の皆さまには浴衣のご用意や着付けをしていただき、本当に感謝しています。

浴衣を着ると、子どもたちの心持ちも自然と変わるようで、正座をしてお辞儀をする仕草や、お茶碗を両手で丁寧に扱う姿は、いつも以上に凛としていました。
日頃は元気いっぱいなお子さんも、しっかり正座をして、背筋を伸ばして堂々とした小さなお茶人に!
見ているだけで微笑ましく、頼もしい気持ちになりました。
お茶をひと口飲んで「ちょっと苦いけど、美味しい!」、友だちの浴衣を見て「かわいい!似合ってるね!」と褒め合う声…。
茶道のお稽古でありながら、まるでお祭りのように明るく楽しい雰囲気でした。

特に印象的だったのは、抹茶を「おかわり!」と嬉しそうに、なんと全員が手を上げてくれました!
後からお母様に伺って驚いたのですが、普段は抹茶味のものは、苦いから飲めない、と!
そんな子が、この場では自然と「もっと飲みたい」と感じてくれたことに、私自身とても感動しました。
みんなで一緒に体験する中で、きっと心が開かれて「挑戦してみよう」と思えたのでしょう。
また、お稽古では、お菓子を器から取る前やお茶をいただく前に「お先に」と声をかけることを伝えました。
私自身が会釈をしながら「お先に」と示すと、子どもたちもすぐに真似をして、自然と「お先に」と口にしてくれるようになったのです。
まだ小さな子どもたちが、相手を思いやる言葉を素直に覚えていく姿に胸が熱くなりました。
茶道には「相手を思いやる」という心が流れています。
「お先に」というたった一言の中に、日本文化の美しさや人を大切に思う気持ちが込められています。
こうした心遣いを小さい頃から身につけておくことで、自然と心が美しく育まれていくのだと思います。
茶道のお稽古は、子どもたちにとって「楽しい時間」でありながら、「日本の文化を感じる大切な時間」でもあります。
浴衣を着て背筋を伸ばす体験、抹茶を味わうことで広がる味覚、そして「お先に」と言葉を交わすことで芽生える思いやり。
そのひとつひとつが、子どもたちの未来にしっかりと繋がっていくのだと感じました。
「浴衣でお茶会」が開催できたこと、保護者の皆さまに心より感謝申し上げます。
10月のお稽古日は、
1日(水)、22日(水)16:45〜17:45 を予定しております。
1日は「書道の基礎の基礎」に立ち返り、筆の持ち方や「一」の書き方、トメ・ハネ・ハライといった基本をしっかり学ぶ大切な時間にします。
最近は級をいただけるようになったことで、子どもたちの「もっと上手になりたい」「級を上げたい」という気持ちが高まっており、その向上心に寄り添いたいと考えております。
22日は「書道」毎月の競書本の課題提出に向けて、がんばりましょう!
お会いできるのを楽しみにしています!
そして、もしこのブログを読んでくださっている未来の生徒さんや保護者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ和心教室に遊びに来てください。
ここでは、日本の伝統文化を「楽しい!」と感じながら学べる時間を大切にしています。
小さなうちから本物の体験を重ねることで、自然と心が豊かに育っていくことを、子どもたち自身が見せてくれています。
体験お稽古も随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。


