こんにちは!倉田康子です。

夏の陽ざしが本格的になってきた7月。

季節や行事をテーマに取り入れながら、暑い夏でも、子どもたちは元気いっぱい!音楽の世界を楽しんでくれました。

リトミック

前半は「七夕」にちなんだプログラム。

七夕の絵本の読み聞かせの時間もあり、集中して聴く、楽しんで聴くができましたね!

フープを使って、音楽の拍子に合わせて天の川を渡る、音楽に合わせて歩いたり、跳んだりすることで、拍感やリズム感が自然に身につき、耳と体の連動性も高まっていきます。

織姫さま、彦星さまに会えた子も、会えなかった子もいましたね(笑)

リトミック

お星様の鈴を使った「音の高低」の聴き分けでは、音に集中しながら、体全体で音の違いを感じ取ります。

「リリリリン〜」と高い音が鳴れば手を上に、「シャーン」と低い音にはしゃがんで反応。

こうした活動の中で、聴く力、集中力、そして判断して行動する力が育っていきます。

まさに「遊びながら学ぶ」のリトミックらしい光景です。

リトミック

後半のレッスンでは、「色」をテーマにしました。

「何色が好き?」

音に合わせて歩きながら、フープの中に自分の好きな色のカラーボードを入れたり、色の名前をリズムに乗せて口に出したり、手をたたいたり・・。

色とリズムを結びつけることで、視覚と聴覚のバランス感覚も育まれていきます。

さらに、ただ色の名前を覚えるだけでなく

「赤いものは? りんご、いちご、さくらんぼ、トマト、ポスト、こまち・・」

「黄色は? バナナ、とうもろこし、レモン、ドクターイエロー・・」

など、たくさんお話ししてくれましたね!

イメージをふくらませながら言葉と結びつけていくことで、表現力や想像力も広がっていきます。

印象的だったのは、「自分で選ぶ」ということが、全員できるようになっていること!

幼い子どもたちが、自分の好みや気持ちを表現する経験は、自立心を育て、自己肯定感にもつながっていきます。

「これが好き!」「私はこれ!」と、自信を持って選ぶ姿に、日々の積み重ねの成果を感じます。

年少さんクラスでは、より複雑なリズムやテンポの変化にも取り組みました。

体を動かしながら、「さーらさら」「ちょーちん」などリズムを感じ、腕や身体全体に伝えていきます。

まだ音符はわからなくても、音と動きで「体に覚えさせる」ことができるのが、リトミックの大きな強みです。

こうしたレッスンを重ねることで、音感やリズム感はもちろん、集中力、判断力、表現力、そして人との関わりの中で育つコミュニケーション力までもが育まれていきます。

リトミックは、まさに「音楽を通した総合的な人間教育」といえるのです。

年少

この時期に「音楽の力」を感じ、楽しみながら心と体を育てていくことは、将来、どのような道に進んでも大きな土台になります。

音を聴いて感じること、音に合わせて体を動かすこと、音を通して誰かと気持ちを通わせること…

そのすべてが、子どもたちの内側に確かに残っていきます。

幼児期の吸収力は本当に驚くほどで、音もリズムも、身体の感覚もどんどん蓄積されていきます。

「今やらなきゃ!」

そう思って始めた方が、「もっと早くやっておけばよかった」と言われる理由が、ここにあります。

体験レッスンも随時受け付けております。(定員まで残りわずかのクラスもございます。ご希望の方はお早めにお申し込みくださいませ。)

音楽がもたらす、たくさんの笑顔と成長を、ぜひ一緒に体験してみませんか?

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