こんにちは!倉田康子です。
先日、私にとって夢のような再会がありました!
25年ほど前、教室に通ってくれていた教え子のHくんが、
今度は「パパ」となって、お子さんを連れて戻ってきてくれたのです!!

LINEでご連絡をいただいたのがピアノのレッスン5分前で!あまりの嬉しさに、
「嬉しい〜!!またあとで!取り急ぎ!」と興奮して返信をしてしまいましたね(笑)
Hくんの妹さんは、幼い頃からリトミックを始めて、小学生になってもリトミックとピアノと併用して続けてくれた、私にとって本当に可愛いかわいい生徒さんでした!
レッスン終わりに別れる時、姿が見えなくなるまで、いや見えなくなっても、
「バイバ〜イ!バイバ〜イ!」と大きな声で叫んでくれたこと。
今でも胸の奥があたたかくなる、大切な思い出です。
ピアノの発表会ではミュージカルにも出演し、夏には私の家での合宿をしたり、仲間と共に音楽をつくり上げる経験をたくさん重ねてきました。(その仲間の中には、現在宝塚で活躍している元生徒さんもいます)
音楽の中で、心と身体、そして人との関わりを育んできた時間でした。

そんな妹さんの姿を見て、お兄ちゃんのHくんも「僕もピアノを弾けるようになりたい!」と言ってくれました。
そして発表会の前に「ローラーのついた靴を履いて出たいんだけど、いいですか?」
と思いもよらない質問に、びっくり!
発表会当日の舞台では、かっこよくスウッ〜と滑って舞台中央に登場!お辞儀をきめて、またスウッ〜と滑りピアノを弾く!
あの時のHくんの凛々しさとカッコよさは、今も鮮明に覚えています。
そのHくんは、のちに東京大学へと進学されました!
幼少期に大切にしているのは、「感じる力」「聴く力」「集中する力」
そして「自分で考え、動く力」です。
リトミックは、まさにその土台を育てる学びです。
音を聴いて、身体で反応し、今、何が起きているのかを瞬時に感じ取る。
正解を教えられるのではなく、自分で感じ、自分で選び、自分で動く。
Hくんのご家庭も、「勉強のためのお稽古」ではなく、「人として育つための経験」を大切にされていました。
お母様には、発表会の小道具や衣装など、たくさん素晴らしい作品を作っていただき、いつも温かくそして熱心にご協力いただきました。
ステキなHくんのお母様は、今でも私の憧れの存在です!
(Hくんのお母様について書いた以前のブログ→https://kuratamusic.com/archives/973)
そして今、そのHくんが、「自分の子どもにも、リトミックを体験させたい」と再びこの教室を選んでくれました。
指導者として、これ以上の喜びはありません。
体験レッスンの日、最初はHくんに抱っこされて緊張していましたが、音をじっと聴き、やがてニコニコ笑顔になり、自然に体を活発に動かし始めていました。
その姿を見た瞬間、“この子もまた、必要な力を、必要な順番で育っていく”と、確信しました。
あの頃の凛々しくカッコいい写真と、今、我が子を抱っこする包容力があり、やさしくて、かっこいいHくんの姿。
その二つが並ぶことで、25年という時間の尊さを、改めて感じずにはいられません。

教え子が成長し、人生を歩み、そして親となって、また戻ってきてくれる。
これは、長く続けてきたからこそ出会えた、私の宝物です。
これからも、次の世代の小さな命と向き合いながら、音楽とともに、その「根っこ」を育てていきたい。
そう、あらためて感じた再会でした。
そして、Hくんたちが通ってくれていたあの頃、
今振り返ると、私はまだまだ若く、未熟で、至らないことばかりの指導者でした。
それでも、大切なお子さまを預けてくださり、温かいご支援、ご協力を惜しみなく与えてくださり、一緒に歩んでくださった保護者の皆さまがいらっしゃったからこそ、今の私があります。
レッスンや発表会、合宿やミュージカル…。

どれも、保護者の皆さまの深いご理解と温かい支えなしには、決して成り立たなかったものばかりです。
一人ひとりのご協力と信頼が、私を育て、教室を育て、そして子どもたちの学びの場を支えてくださいました。
今回、Hくんが親となって戻ってきてくれたことは、その長い時間とご縁のすべてが、
今につながっているのだと教えてくれる出来事でもありました。
あの時代を共に歩んでくださった保護者の皆さまへの感謝の気持ちが、あらためて胸にあふれ、言葉では尽くせない想いです。
本当に、ありがとうございました。

これから、この教室との出会いを考えてくださっている皆さまへ。
リトミックや音楽の時間は、すぐに結果として見えるものではないかもしれません。
けれど、25年という時を経て、こうして再びご縁がつながること、本当にありがたいです。
幼い頃に、音楽とともに過ごした時間は、確かにその人の中に残り、人生のどこかで、やさしく力を発揮してくれます。
お子さまの「今」だけでなく、その先の未来につながる“根っこ”を、音楽とともに育てていけたら―
そんな想いで、いつも教室でお待ちしています。
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